一眼レフを封印して「写ルンです」だけで日本三景・松島を撮影してきた
なぜ、いま、写ルンですなのか。
アラサーのわたしにとって写ルンですといえば、修学旅行のスナップ写真だ。
いまの子どもたちはスマホがあるから、カメラも写真も当たり前のものとして存在しているのだろう。けれど、わたしが中学の頃はガラケーの黎明期、持っていない子が大半。高校への進学する頃にはガラケーを持つ子も増え、「写メ」なんて言葉も流行ったけれど、今ほどカメラの画質は良くなかった。だから修学旅行のような特別な思い出を残したいときは、まだまだ写ルンですが活躍していた。
懐古主義。というわけではないけれど、実家に戻るとそんな10代の記憶を思い出してしまう。正月休み、実家のクローゼットに押し込まれていた昔のアルバムをめくってみた。どうしようもなく下手くそな写真ばかりだったけれど、特別な思い出だけが切り取られたアルバムを見るのは楽しかった。そして、写ルンですを手に取っていたのだった。
カメラ歴約四ヶ月のわたしがこれまでに買ったものを晒す。
カメラについて話すといきなり饒舌になるタイプのオタクと化してしまったわたしです、こんにちは。
ここ最近の休日といえば、春めいてきたのもあってちょっと早起きして梅の写真を撮りに行くのが楽しいです。桜のように花見をする人がいるわけでもなく、いるのはカメラを装備したおじさまばかり。何箇所か巡る内に気付いたのは、そんなおじさま方がカメラを媒介にコミュニケーションを取ってくれること。そんなとき、わたしは“こちら側”の人間なんだと自覚してしまうのでした。
前段が長くなってしまいましたが、そんな感じですっかりカメラにハマってしまったので、この辺で一度ちょっとカメラにどれだけ散財したかまとめてみます。散財といっても、お金がないなかでやりくりした結果でもあります。勉強をしてるとはいえ、やっぱりまだまだ未熟な部分もあるのでガチofガチ勢の方には鼻で笑われるかもしれませんが、逆に反面教師にするのもよし、何かの参考になれば幸いです。(ガチofガチ勢の方で何かあったらこっそり教えてもらえると助かります!)
梅の花。かわいく咲いているのを探すのも楽しい。