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まみのめも

旅するアラサー

入浴料たったの150円!城下町「かみのやま温泉」の散歩しながら巡れる、昭和レトロな共同湯。

温泉

ひとえに温泉街といっても、多種多様だ。
いかにも観光客向けのリゾート地だったり、昔ながらの湯治場。はたまた山奥の秘湯だったりする。
今回訪れた、山形県上山(かみのやま)市かみのやま温泉の醍醐味は、何といっても共同湯
市内7ヶ所にたったの150円で入れる共同湯が点在。はしご湯が楽しめるのだ。

決して、色も匂いも個性の強い温泉地ではないけれど、地元民御用達の昭和レトロな雰囲気はそれはそれで大好物。しかも超ロープライスだから言うことはない。

※こちらの温泉の訪問日は8月中旬です。

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最寄駅は、JR奥羽本線かみのやま温泉駅
山形県上山市は、古くは上山藩の城下町であるとともに、羽州街道(うしゅうかいどう)の宿場町としても、栄えていたのだそう。

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ところどころに城下町らしい趣きを残し、温泉だけではなく、歴史と文化も楽しめる観光地でもある。
だから、市内を練り歩きながらの外湯巡りも飽きない。

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少し車を走らせれば、フルーツ狩りも楽しめるくらい自然も豊か。
わたしは日帰りだったけど、遠方からお越しの方も泊まりで十分遊び尽くせるところだと思う。


さて、上山市ステマはここまでに、まずは腹ごしらえから。

さかえやそばや

「板そば」950円。山形はそばがおいしいのです。
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実は恥ずかしながら「板そば」が何たるものかわからずに注文。
どどーん!で、このボリュームですよ!

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板そばは、ざるではなく木で作られた長方形の浅い箱状の器に薄く均一に盛られるもの。何と、もり蕎麦の3~5人前相当の量なんだとか。付け合わせいっぱいで飽きずに楽しめる。しっかし、これから温泉だというのに、十分すぎるくらいの腹ごしらえになった。


とまぁ、ジリ貧ひとり旅にしては、いつになく豪勢なランチになってしまったわけだけど、大丈夫!何たって、かみのやま温泉共同浴場は安い。

下大湯共同浴場

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まずは、かみのやま温泉のシンボル的存在から。
THE昭和の銭湯って感じの外観。

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ガラス張りの戸に懐かしさを感じる。ああなんかこれ、数十年後もこのままの雰囲気であって欲しい。

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今どきこんな値段もあるんだっていう、150円。
洗髪したい人はさらに100円支払うシステム。「カラン」の使用料だ。外湯めぐりで毎回髪を洗うわけでなし、カランは不要。

この日は平日の昼間だけあって、女湯の先客はひとりだけ。番台のおばちゃんが甲高い声で常連さんと話す声だけが響いている。

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混雑時は人で溢れかえるのかなと想像する、広々とした浴槽。お湯は熱め。そのほかは、特徴のないお湯といえばそうなのだけど、シンプルなお湯だからこそ地元の人に愛されるのかもしれないと思った。
それにしても、ガラス張りのスケッスケなのがまた。

旅館 ふぢ金

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共同湯ではないのだけど、行ってみたかったのが『旅館 ふぢ金』。温泉マニアの中で何気に高評価なので、ぜひ訪れてみたいと思っていた。温泉オタクも極まってくると一癖ありそうな温泉に行きたくなるもの…。

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あっ…えっと…民家ですか?
(違う)

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玄関に入り、「すいませーん」と声をかける。
反応がない。
今度は声を張って「すいませーん」と叫ぶと、ようやっと奥からおじいちゃんが顔を出す。
それから束の間の無言の後、入浴料500円を支払う。あれ…かみのやま温泉のHPでは400円だったはずなのにな?
お年を召されているのもあり、下手に質問してトラブるのは100円多く支払うよりも面倒だったので、お風呂へと向かう。

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案内されたのは大浴場。
男湯、女湯と決められているわけではなく、そのときどきで看板を立て貸切にしている模様。何とも小所帯の旅館らしい。

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浴室のドアを開けると、サウナのようなもわっとした熱気が息苦しい。この地域の温泉は源泉温度が高いのか。

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一見、無色で単純泉のようなのだけど、土っぽい温泉の匂いがほのかにする。
個性が強すぎず、でも個性がないわけじゃなくて、じわじわその良さを感じられるような泉質。

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こんなにちょろちょろと流れているけど、あんまり人のくるところじゃないっぽいので、鮮度は悪くない。

にしても、かみのやま温泉はその泉質から「あたたまりの湯」と言われるだけあって、暑い!まぁ、言ってしまえば冬向きの泉質なのだ。
さすがに暑くなったので、先ほどのおじいちゃんにひと声かけて帰ろうとすると、「冷たい水あるけど…」と。
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そして、何このコップ。かわいい。
完全に想像の斜め上なんですけど…!

ふと、跡継ぎはいるのかな?と思う。高齢化社会は古き良き温泉旅館にとって、由々しき問題なのである。頑張って欲しい。

湯町共同浴場

『旅館 ふぢ金』の目と鼻の先の共同湯
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一見奥まっててわかりづらく、通り過ぎてしまいそう。
写真の奥に「入口」の看板があるのが見えますでしょうか…?

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脱衣所に入ると、帰り支度をするおばあちゃんがひとり。わたしと目が合うや否や、「ちょうど良かったわね、今清掃したばかりなのよ。それも、貸し切りね」と嬉しそうに話し掛けられる。かみのやま温泉は、なんだか余所者にも優しい。

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こじんまりとした浴槽はちょっとプールっぽい。
見た目は水色だけど、お湯は無力透明の泉質でパキっと癖のない、かみのやま温泉らしいお湯。

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ケロリンが並ぶ造形美。
美しい景色を楽しむ温泉もいいけど、こんな昭和レトロも全然悪くない。


(おまけ)

お団子

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たまに食べたくなる南東北のお味。ずんだ。
枝豆をペースト状にして、甘く仕上げた優しいお味。

と、市内の様子寄せ集め。
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ゆっくりお散歩しながらなので、名所も、共同湯も巡り尽くせず。(共同湯ノルマ5/7)
次回へのお楽しみかな。


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