まみのめも

旅するアラサー

カメラ歴約四ヶ月のわたしがこれまでに買ったものを晒す。

カメラについて話すといきなり饒舌になるタイプのオタクと化してしまったわたしです、こんにちは。
ここ最近の休日といえば、春めいてきたのもあってちょっと早起きして梅の写真を撮りに行くのが楽しいです。桜のように花見をする人がいるわけでもなく、いるのはカメラを装備したおじさまばかり。何箇所か巡る内に気付いたのは、そんなおじさま方がカメラを媒介にコミュニケーションを取ってくれること。そんなとき、わたしは“こちら側”の人間なんだと自覚してしまうのでした。

前段が長くなってしまいましたが、そんな感じですっかりカメラにハマってしまったので、この辺で一度ちょっとカメラにどれだけ散財したかまとめてみます。散財といっても、お金がないなかでやりくりした結果でもあります。勉強をしてるとはいえ、やっぱりまだまだ未熟な部分もあるのでガチofガチ勢の方には鼻で笑われるかもしれませんが、逆に反面教師にするのもよし、何かの参考になれば幸いです。(ガチofガチ勢の方で何かあったらこっそり教えてもらえると助かります!)


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梅の花。かわいく咲いているのを探すのも楽しい。

本体・レンズ

理想を挙げたらキリがないけど、予算が限られている以上優先順位を付けなければ、お金がいくらあっても足りないわけで。(大前提!)というわけで買ったのがCanon EOS Kiss X7 ダブルズームキット」。理由は3つ。ひとつは本体にレンズが2本(標準+望遠)付いて当時の時価6万弱+ポイント10%と、一眼レフとしては安価であること。ふたつ目は、一眼レフ最軽量(370g)であること。もちろん軽さという点ではミラーレスという選択もあったけど、そこが妥協点だった。みっつ目は、初心者だしCanonNikonを買っておけば大丈夫だろうという短絡的な考え・・・。ひとつ難点を言えば、液晶モニターが可動式じゃないところだけど、それ以上に値段を優先したというところ。初心者は初心者らしい買い物を、というわけ。

ちなみに望遠なしのレンズキットもある(もちろんもっと安い)けど、外で撮影していると自分の足では寄れないシーンが絶対にあるので、最初はレンズキットの望遠があると便利だと思う。(↑梅の花の写真も、レンズキットの望遠+三脚で撮影)別売りの望遠を買おうとすると、高いものになっちゃうしね。あと、どこかで言ったけどほんとにイチからやり直すならミラーレスという選択肢も悪くないと思っている。まぁ、後悔はしていないけど…。


折角一眼レフを買うなら、いかにも一眼レフっぽいボケ味を表現したい!ってことで、ダブルズームキットと一緒に買った単焦点。換算80mmの中望遠なので、テーブルフォトだとひけないときはキツいけど、この値段なら文句なし。(撒き餌レンズと呼ばれている。)最初にこのレンズを買ってなかったら、こんなにハマっていなかったかも。間違いなくいちばん使ってる!
レンズキットの標準だと、どうしても説明的な写真になりがちなので(それはそれで必要なシーンも間違いなくある)、語弊があるかもしれないけどビジュアライズな写真が撮りたいときは単焦点を使う。
ちなみにフルサイズ対応なので、もしいつの日かフルサイズを使う日がやってきたときも使えるのもいい。(と同時に、買うかどうかもわからないフルサイズのことを気にするのはどうかと思うけれど…。重いし…。)

液晶保護フィルム

これは説明するまでもないけど。スマホに液晶保護フィルムを貼るのと完全に同じ理由で。

レンズフィルター

Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター (W) 58mm レンズ保護用 252581

Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター (W) 58mm レンズ保護用 252581

Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター (W) 49mm レンズ保護用 249512

Kenko レンズフィルター PRO1D プロテクター (W) 49mm レンズ保護用 249512

レンズ交換式カメラを選んでいると感覚が麻痺してくるけど、レンズは高いお買い物。持ち歩くからいつかは傷が付くかもしれないけど、レンズに傷が付かないに越したことはないと思う。レンズフィルターは必需品!もっと安価なものもあるけれど、安いものは汚れが取れにくいとかで(これがどの程度ストレスになるのかわたしはまだわからない)、ちょこっとお金を多く出してこれにした。(もちろん、もっと高いものもある。)レンズ一本に付き、一枚購入。

PLフィルター

水族館に行くときに買ったもの。イルカショーで水面反射を抑えたいなと思って。(それ以上に技巧が足りずに撮影は失敗してしまったのだけど。)コントラストを高める効果もあるので、キリっと色を引き締めた風景写真を撮りたいときに積極的に使っていきたいと思う。うん、まだあんまり活用できていないと思う・・・。

ラバーフード

こちらも水族館に行くときに買ったもの。ガラス面にぴたっとくっついて撮影できるので、映り込みを防げる。電車の中で車窓ごしに撮影するときも、自分が写らなくて済む。軽いので、何も考えずにカメラと一緒にいつも持ち歩いている。しかも安いから持っていて損はないかも。(AmazonのPBがあるので、Amazonのが特に安い。)

SDカード

どのSDカードを買うか?というのはどうやって写真データを管理するかによると思う。結局、私の場合、写真を撮ったら毎回パソコンにバックアップを撮るのでそんなに容量は要らないんだよね。もちろん、パソコンに繋げない長旅ではそれなりの容量が必要だと思うけど。

イマドキのカメラは本体にWi-Fiが搭載されているものが多いけど、Kiss X7には付いてない。でもやっぱりデジタルネイティヴのわたしにとっては、撮ったものをすぐにSNSにアップしたいときもあるわけで。(ていうか、皆そうだと思う。)それを補うのが、Wi-Fi機能付きSDカード。本体に付いていなくても、わたしはこれで十分!

予備バッテリー

液晶を使っていると意外とすぐなくなるバッテリー。大事な瞬間にバッテリー切れになるときほど、悔しいことはない。純正の2/3程度の価格で2個買えちゃうサードパーティー製。今のところ異常なし。まぁ、消耗品だし。

三脚

もう一段いい写真を撮れるようになりたくて、最近買い足した三脚。
三脚も上を見ればキリがないので、予算を1万円程度に設定。重くて脚が太いほど安定性があって三脚でしか撮れない(夜景や滝)写真が撮れるけれど、持ち歩きが辛くなるジレンマ。移動は車じゃないし、どうせ持ち歩くのならそのバランスのいいものが欲しいと思った。色々とご助言もいただき(その節はありがとうございました!)、本体質量1530g、段数4段、脚径23mmの「ベルボン Sherpa 445II」に。それこそミラーレスならもっと軽量モデルでも何とかなるのかもしれない。本体をミラーレスにするかどうかは、持ち歩かなければならない三脚の重さも加味するといいのだろう。(本体&レンズ重い→三脚も重いものを使う必要がある。)手持ちの本体370g+レンズキットの望遠でも問題なく使えたけど、もっと重い一眼のモデルならちょっとわからない。店頭で実際に付けて安定性を確認することをおすすめしたい。Kiss X7に関しては、たぶん問題なく使えるギリギリのラインで、軽いモデルを選べたからだと思うけど、一日中持ち歩いても辛くなくて満足。
三脚を買って二週間だけど、夜景や滝の写真は一枚も撮ってない。いや、もともとピントがシビアなマクロレンズを買う前に慣れておきたいというのが今回買った目的にあったのだけど。それでも三脚の強みをかなり実感してる。カメラが固定されるから、ゆっくり構図作りに専念できる。これはかなり大きい。同じ構図で設定を変えた写真が撮れる。望遠でも(マニュアルフォーカス併用で)ピントが合わせやすい。三脚があってこその一眼レフという気さえする。

カメラバッグ・ケース

リュックにそのまま入れるのは憚られるので。本体に単焦点装着+標準が入るカメラバッグと、望遠が入れるケース。店頭で実際に入れてみて使用感を確認してから買った。オシャレも何もないけど、こういうのはこれでいいんだ。ちなみにカメラバッグはショルダーとしてそのまま使えるから、撮影に歩いているときは下げてる。

ブロアー

カメラのメンテナンス用。缶のゴミが出るのは好きじゃないので。(AmazonのPBがあるので、Amazonのが特に安い。)




いかがでしたでしょうか。もちろんこれが最適解だとは思っていません。わたしがこうしたというだけであって。情報が交錯する世の中ですから、自分が参考になると思った情報を参考にしてください。予算や好みも人それぞれですから。わたしもそうしてきました。
一気にいろいろ揃えるのは大変なので、撮影機会があるタイミングで都度買い足すのがいいと思っています。高価なレンズは尚のこと。今あるレンズで上達してから、4本目は慎重に行きたいてす。
また気が向いたときに記事アップできればと思います。


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ふきのとう。なるべくローアングルになるように工夫。

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こういうのはちょこっと加工してイメージ通りに寄せてる。