まみのめも

旅するアラサー

日帰りで中山平温泉『うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで)』『しんとろの湯』に行ってきた~夏におすすめ!女性のための化粧水みたいなとろっとろヌルヌル湯。

夏といえば海、プール!だけど、敢えて暑い夏に熱いお湯を堪能するのが温泉好き。というものなのではないだろうか。
(名言っぽいようで迷言)

最近のマイブームである鳴子温泉郷の中でも、今回は中山平温泉(なかやまだいらおんせん)『名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで)』『しんとろの湯』に行ってきた。
鳴子温泉ばっかり?いや、だってね、鳴子温泉は個性豊かな温泉がいっぱいで何度行っても飽きないんだもの。

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最寄りの「JR中山平温泉駅にて下車。
典型的な田舎の無人駅。知ってます?無人駅は電車の中で車掌さん(ワンマン)に料金をお支払いするのですよ。

それにしても、鳴子温泉駅に隣接してるクセして、中山平温泉駅には車がないと圧倒的に行きづらい。バスも通らないし、唯一こちらの駅が最寄り。

名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで)

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はてさて。
駅から歩くこと約20分。ビミョーな距離なのだけど、日帰り客は歩くしかない。(宿泊の場合は、送迎もある模様)
ここ数日、猛暑日が続いていたのだけど、この日は小雨模様でいくらか過ごしやすい気候だったのが幸い。

本日の目的地その1・『名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで)』に到着。


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フロントに日帰り料金800円をお支払い。
泊まると、一泊1万2千〜2万円程度のそれなりの旅館であるから妥当、というかむしろお得だと思う。最大で5個の温泉に入れるしね。
多少交通の便が悪いことを除けば(笑)

芍薬の湯

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ひゃっほぅ!
頑張って早起きした甲斐あって、いちばん乗り。

うなぎの湯と呼ばれるだけあって、
アルカリ度の高い(pH9.3)とろっとろヌルヌルの肌触りが特長。たとえるなら、そう。まるで化粧水のよう!
お肌にご褒美だー♡
これは、これは…嫌いな女性なんて、いないんじゃないでしょうか?

こちらの芍薬の湯はすこーしぬるめで、
ゆっくり眺望を楽しみながら堪能できる露天風呂。
この辺は、湯治宿にはないぜいたくですな。

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泉質は硫黄を含んだ、含芒硝重曹泉。
皮膚の軟化効果と皮膚の乳化作用でなめらかお肌に。特にアルカリ性は脱脂効果も高いので、オイリー肌の方におすすめ。
そんなさっぱりとした浴後感は夏にこそ入りたい泉質である。
もちろん源泉掛け流し&加水なし!

わたしはひっそり気になる部分をコシコシしました(笑)
まさに女性のための温泉!

フロントの方に「滑るので気を付けて!」と言われたけど、それもちょう納得。だってこんなにとろっとろなんだもの。

難点を言うなら、少し湯量が少ないので、鮮度に欠けるところかな。いつかの蔵王温泉みたいにざばーっと出る温泉が理想ではある。


木樽の湯

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こちらの木樽の湯は、先ほどの芍薬の湯と繋がった内湯。
うなぎの湯を堪能しまくるぞー!

の、はずだったんだけど。
突如アブが出現。
山の中だもんなーってやけに納得しつつ、いやいや、そんな場合ではない。

何せ、裸だから。
無防備!!!

脱衣所に逃げようとしたら、一緒にアブも着いてくるという始末。

・・・。※しばらくお待ちください。

いやー、ほんっと。
裸ほど恐ろしいものはないね(笑)スリル。
はい。

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麦茶のサービスもあるよー。
ありがたい!(ゴクゴク)

長生の湯

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こちらは男女別の内湯と、そこから外に行くと出れる混浴大露天風呂。

内湯はさっきの芍薬の湯と木樽の湯とは源泉が別でpH9.3。
先客がおりましたので、写真はないけど、まったり半身浴で堪能した。

混浴大露天風呂の方は、開放感があって、何よりこちらのお宿の名物なので行きたかったけど…。男性がいたっぽいので、やめ。
やっぱりまだそこまで割り切れないので、こういうのが悔しいー。

鶴亀の湯

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こちらは男女別露天風呂の鶴亀の湯。
といっても、この扉の向こうは外。
離れまでちょっと歩かなきゃいけない。

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アブに怯えながら進んでいく。
耳が痛いくらい、ジリジリジリと蝉が叫んでいて、夏だなーなどと思う。

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屋根付きと屋根なしの2種類の鶴亀の湯。
ネットで調べたら交代制のようだけど、この日は屋根付きが女性だった。

スミマセン、こちらも先客がおりましたので、写真はなし。


広々として開放感があってすごく良かった。
やっぱり同じ泉質でも、温泉のつくりで感じ方が変わるというか。
もちろん、泉質重視ではあるのだけど、やっぱり風情はあるに越したことはない。と思ったのだった。

ところで。
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これ。鶴亀の湯にあったんだけど。
何なの…。(白目)

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泉質。


公衆浴場 しんとろの湯

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中山平温泉の日帰り公衆浴場、なんだけど、休憩所があったりして、地元の人のコミュニティースペースになってたりする。
お弁当を持ち込んでもOK。さすがにアルコールはダメだけど。あ、この中山平温泉って、コンビニも食事処もほんっとないので、こういうところで持ち込んでご飯食べるのが賢いと思う。
料金は420円。地元の方向けに回数券も販売されている。

spa.shintoro.com


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泉質は、中山平温泉らしいとろっとろヌルヌルのお湯。
それだけではないのが、しんとろの湯。こちらのしんとろの湯で特筆すべきは、メタケイ酸の含有量が多いこと。
メタケイ酸とは、温泉に含まれている天然の保湿成分で、潤い肌用の化粧品やしっとり系入浴剤などにも採用されている成分。
つまり、お肌に嬉しい成分がたっぷりということ。
顔に塗ったくった(笑)

温泉は質素なつくりだったけれど、温泉情緒は琢秀で楽しんできたぶん、いいバランスだったかも。

ちょっとおもしろいのが、木の樋(きのとい)なる設備。源泉温度は93度と高めなのだけど、加水なしで入れるのは実はこの木の樋のおかげ。
適温に下げるため約200mの木の樋に流すことによって自然冷却してるのだそう。
浴室からその様子が見れるので、見てみるとよし。

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泉質。


温泉じゃないんだけど・・・
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珍しくお土産を買ってみた。
しんとろの湯の源泉でつくった、特製・温泉たまご。6個入り350円。

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茶色いやつだー!

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んで、実食。
黄身が甘くて、濃厚でうんまい。
ちょろーっと醤油を垂らすとさらに美味。
これ、炊きたてのご飯に載せたら最高のやつだな?

何かこういう田舎のコミュニティの食べ物って、
割と利益度外視でいいものつくってるんじゃないかって思ってる。この温泉たまごはそれだ。


中山平温泉、ポテンシャル高いんだけどなー。
交通の便がなー。
行きの電車でも、若い人はみんなメジャーどころの鳴子温泉で降りていた。
もっと良さが広まればいいのにな。
宮城に、おいでよ。

おまけ

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8/6、7、8は仙台七夕なので。その割にはおんなじ宮城の温泉にはシャワー効果は感じられなかった。
夜には泊まりにくるのかな?

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